低身長のお子さんに対して、最初に行なう検査(スクリーニング検査)があります。結果をもとに、成長ホルモン療法を施していくのです。
低身長のお子さんに対して、最初に行なう検査(スクリーニング検査)があります。以下で紹介する、4つのことを行ないます。この検査の結果により、治療が必要か否かを判断します。病気が疑われれば、それに応じて必要な検査も行います。その結果をもとに、成長ホルモン療法を施していくのです。
これは、「何歳何ヶ月のとき、何cmだッたか」という過去の記録をもとに、お子さんの背の伸び(推移)をグラフにすることです。この成長曲線グラフのパターンを分析することが、とても重要なのです。
背が伸びていないということは、骨が伸びていないということ。お子さんの手の骨のレントゲンを見ることにより、発育の度合いを知ることができます。
成長ホルモンは、夜寝ている問に分泌されます。睡眠中にちやんと分泌されると、その一部が尿に出てきます。朝一番の尿中の成長ホルモン量を測定することで、睡眠中にどの程度、成長ホルモンが分泌されたのかがわかります。
採血をして、骨を伸ばす重要なホルモンである「ソマトメジンC」の測定を行ないます。夜間、成長ホルモンが十分に分泌されていると、肝臓やその他の組織で、ソマトメジンCがつくられます。ソマトメジンCを測定すれば、間接的に成長ホルモンが分泌されているかどうかがわかるのです。