自宅で子供に成長ホルモン注射するのが心配です

成長ホルモンの注射は、「在宅注射」といって、自宅で行なうことが原則です。小さいお子さんでは保護者が、大きい子なら自分自身で行なっています。

そのため、非常に簡単に注射できる、ペンのような形をした注射器を使っています。一般に赤ちゃんの予防接種などで使われる注射針よりも、ずっと細くて短い針なのです。

また、おしりやふとももなどへの、簡単な皮下注射(皮膚の浅い部分、5~8mm下に行なう注射)です。血管注射や筋肉注射といった難しいものとは全く違うので、安心して行なうことができます。

もちろん、病院で医師や看護師が何度も注射のしかたを指導しますので、必ずできるようになります。最初は「わたしにはできない」と言われていた方でも、最終的にはきちんとできるようになっています。

注射と聞くと、「子どもがいやからないかしら」と、気になりますよね。きわめて細くて短い針の注射なので、痛みは最初にチクツとするくらい。痛みが少ないので、寝てから注射しても目を覚まさないお子さんも多いようです。もちろん、痛みの少ない注射のしかたも、病院で指導しています。

成長ホルモンの注射は、ほぼ毎日(1週間に6~7日)行ないます。成長ホルモンは毎日分泌されているので、毎日少しずつ補うほうが、高い効果を得られるためです。毎日行なっても、皮膚の浅い部分への注射なので、注射の跡が残るといった心配もありません。

痛みは少なくても、だれでも注射は好きなものではありません。注射に対する精神的なサポートがとても大切になります。

母親だけでなく、父親も[がんばってね]と声をかけるなど、家族全員が温かく見守ってあげることが重要です。



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