低身長を専門に、診断と治療、食事療法等による生活指導を行なっています。
お子さんの出生時から現在までの身長増加の記録(何歳何ヶ月で何センチだったか)を持参していただき、成長曲線を作成します。男女別の基準成長曲線を照らし合わせ、身長増加率の状況をみます。診断では、とくに性発育の状態に注意します。女子では乳房の状態、男子では睾丸の発育状態をみることで、思春期に入っているかどうかを確認できます。
そして、手のレントゲン写真を握り、骨の発育状態をみます。手のレントゲンによって、年齢の割に未熟すぎないか、あるいは成熟しすぎていないか、あと何cmくらい伸びるのか、いつごろ身長の伸びが止まるのか、などの予測ができます。
さらにお子さんの身長が、低身長の基準の-2.0SD以下か、もしくは年間の身長増加率が悪い場合は、スクリーニング検査を行ない、病気の有無のおおまかな予測をたてます。
検査の結果、成長ホルモンの分泌が少ない可能性のある場合は、成長ホルモン分泌刺激試験による検査を計画します。
薬を用いて脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌を促して、分泌状況を調べる検査です。検査には2~3時間くらいの時間を要します。
一回目の検査と同様、成長ホルモンの分泌状況を調べる検査です。検査の種類によっては少し眠気をもよおす場合もあります。
もし2つの検査において、ともに異常があれば、成長ホルモン療法が必要となります。具体的な治療の内容や計画、注意事項などの説明を行ないます。